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NTN、米国に3番目の自動車用ドライブシャフトの製造拠点設立

NTNのドライブシャフトNTNのドライブシャフト NTNは、米国における3番目の自動車用ドライブシャフトの製造拠点として、インディアナ州アンダーソン市に「NTN DRIVESHAFT ANDERSON, INC.」(NDA)を設立する。

 米国において同社は、1989年にインディアナ州コロンバス市に設立した「NTN DRIVESHAFT INC.」(NDI)でドライブシャフトを生産してきたほか、2003年には同州フランクフォート市にドライブシャフトの前工程品を生産する「NTK PRECISION AXLE CORP.」(NTK)を設立し、現地生産を進めてきた。また、2007年にはアラバマ州にドライブシャフトを生産する「Seohan-NTN Driveshaft USA CORP.」を設立している。

 ここ数年、北米ではSUVやピックアップトラックなどを中心に旺盛な需要が続き、同社のドライブシャフトに対する需要が急増しており、北米の既存拠点においてフル生産が続いている。今後も堅調な需要の増加が見込まれることから、米国で3番目となるドライブシャフト完成品の生産拠点を設立することを決定した。

 新会社では、2017年4月から量産開始を予定しており、2018年度に約220億円の売上を見込んでいる。