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三菱重工業、工作機械事業を三菱重工工作機械販売に承継

 三菱重工業は今年10月1日に、工作機械事業を三菱重工工作機械販売に吸収分割で承継させると発表した。グローバル市場での競争力向上に向け、製造と販売の一体化により組織の機動力を高めるとともに、迅速な意思決定を行える体制を整えるのが狙い。

 三菱重工工作機械販売は、本社を現在の工作機械事業部 栗東工場(滋賀県栗東市)内に移し、三菱重工業から工作機械事業に関わる資産移管を受け、従業員1000人強の会社となる。

 三菱重工工作機械販売は専業会社化を機に、機動的な組織づくりによる意思決定の迅速化および事業責任の明確化をはかり、市場環境や顧客ニーズの変化への対応力強化を進め、事業の強化と拡大を加速していく。