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大同特殊鋼、新開発の熱間高速横型鍛造機の稼働を開始

新開発の熱間高速横型鍛造機新開発の熱間高速横型鍛造機 大同特殊鋼は、型鍛造事業の戦略投資として知多型鍛造工場(愛知県東海市、知多工場内)に新たに開発した熱間高速横型鍛造機11基を設置、このほど稼働を開始した。

 今回稼働した新鍛造機は、同社の鍛造技術と設備技術を結集した革新技術を具備した鍛造機であり、従来の熱間高速横型鍛造機と縦型鍛造機の強みを併せ持つことにより、製品品質の向上とコスト競争力強化が図れるという。

 具体的には、製品寸法精度向上により加工時間を減らすことができるため、あらかじめ最終製品の形状に近づけるニアネットシェイプ化による切削代の削減と、高剛性化による薄肉製品の成形で製品の軽量化が実現できる。また、段替時間の短縮と、その後の調整鍛造をなくすことによる生産性と歩留の向上によりコスト競争力を強化することができるという。