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JAXAと三菱重工、「はやぶさ2」の打ち上げを成功

JAXA「はやぶさ2」 三菱重工業および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成26年12月3日13時22分04秒(日本標準時)に、小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)を搭載したH-IIAロケット26号機(H-IIA・F26)を予定通り打ち上げた。

 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約1時間47分21秒に「はやぶさ2」を正常に分離したことを確認した。なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北西の風(4.4m/s)、気温16.3℃だった。

 5日には、太陽電池パネルの展開、サンプラホーンの伸展、探査機の3軸姿勢制御機能など、重要なシーケンスが正常に行われたことを確認した。これによりクリティカル運用期間(ロケットから探査機が分離した後、一連の健全性を確立するまでの重要な期間 )を終了。現在、探査機の状態は正常だという。今後およそ3ヶ月間かけて、探査機に搭載されたミッション機器の初期機能確認を実施する予定。