ショーワ、新開発のフロントフォーク技術を公開

　ショーワは、2014年11月4日からイタリア・ミラノで開催のEICMA2014（ミラノショー）において、直列ピストンユニットバランスフリー構造を用いた「Balance Free Front Fork」、デュアルベンディングバルブ構造を採用した「Dual Bending Valve Front Fork」を公開した。これらの新製品に採用された技術は、同社が独自に新開発したフロントフォーク技術だという。

　同社の二輪車用部品部門では、世界最高峰のモータースポーツ（MotoGP/スーパーバイク世界選手権/ダカールラリー）への挑戦を続ける中、様々なショックアブソーバや駆動系部品を開発・生産し、世界の二輪メーカーに供給している。

　初出展となる今回のミラノショーでは、同社がモータースポーツで培ってきた技術・製品を中心に、量産へダイレクトに展開した「High Performance」製品、さらに将来技術として発展させた「Innovative Technology」、および市場への幅広い普及を目指した「Racing-derived Technology」製品を紹介した。

Balance Free Front ForkDual Bending Valve Front Fork