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マツダ、メキシコで新型「Mazda2」の量産開始、エンジン部品のエンジン機械加工工場も稼働開始

MMVOで生産された新型「Mazda2」MMVOで生産された新型「Mazda2」 マツダは、メキシコの新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」において、新型「Mazda2(日本名:マツダ デミオ)」の生産を開始したと発表した。また、昨年から建設を進めてきたMMVOのエンジン機械加工工場も完成し、稼働を開始した。さらには、グローバルで好調なSKYACTIV技術搭載車の販売増に対応していくために、MMVOの年間生産能力を2016年3月期に25万台まで増強する。

 同社は、SKYACTIV技術を搭載した車両の導入を進めており、2016年3月期にはマツダ車の販売に占める「SKYACTIV技術」搭載車の比率を85%以上にする計画。また、2012年2月に発表した「構造改革プラン」の中で重要施策の一つとして掲げた「グローバル生産体制の再構築」を着実に進めている。今回のMMVOにおける新型「Mazda2」の生産開始、エンジン機械加工工場の稼働、および生産能力増強は、それらの計画を大きく前進させることになるという。なお、MMVOのエンジン機械加工工場は本社工場と同じマツダの最新の生産・製造技術を採用したエンジン部品の機械加工ラインで、効率化と多様化を同時に実現している。

 新型「Mazda2」の生産拠点は今年7月に生産を開始した日本の防府工場、9月に生産を開始したタイの「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」に続いて3拠点目となる。