リケンは、インドのアムテックインディア社と現地でカムシャフトをはじめとする自動車用鋳造部品の製造・販売を行う合弁会社を9月に設立する。
インドの自動車産業は、国内市場の拡大に加え、海外への輸出拠点としても競争力のある地域であることから、主要な自動車メーカーの進出が加速しており、今後も発展していくことが見込まれている。拡大が期待されるインド自動車市場において、カムシャフトをはじめとする自動車用鋳造部品の販売拡大を図るため、リケンはインドでの鋳造事業大手のアムテックインディア社と合弁会社を設立することとした。
リケンは自動車用鋳造部品を日本、中国、インドネシアでグローバルに展開している。今回新たな生産拠点をインドに設け、日本で培った最新の鋳造技術を導入し、グループの鋳造事業をよりグローバルに拡大していく。新会社はリケンの連結子会社となる予定。