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トヨタ自動車、中国で小型車用CVTの生産を開始

TMCAPの生産ラインTMCAPの生産ライン トヨタ自動車が江蘇省常熟高新技術産業開発区に設立したトヨタ自動車(常熟)部品有限会社(TMCAP)が小型車用CVTの生産を開始した。

 TMCAPは、2012年7月に設立し、今月14日より、中国の小型車用にCVT(無段変速機、Continuously Variable Transmission)の生産を開始した。トヨタとして海外でCVTを生産するのは初めてとなる。このCVTは今夏投入した新型カローラ、新型車レビンに搭載しており、今後も小型車を中心に導入していく予定。

 なお、TMCAPでは、2015年内にハイブリッド用トランスアクスルの生産も予定している。トヨタは、中国でのハイブリッド車販売拡大のため、海外では初となるハイブリッドユニットの現地生産に取り組んでいる。TMCAPで生産するハイブリッド用トランスアクスルもその一環であり、他に電池やインバータの現地化の準備も進めている。2015年には、これらの中国産ハイブリッドユニットをカローラ、レビンに搭載し、中国で展開する予定。