石福金属興業の歯科インプラント製品 日本ピストンリングは石福金属興業より、歯科インプラント事業を譲受することについて決議し、両社間で事業譲渡契約を締結したと発表した。
日本ピストンリングは、主力事業である自動車エンジン部品の製造販売事業で蓄積した金属材料開発技術や精密加工技術等のノウハウを活用して、医療機器分野へ事業展開の機会を検討してきた。一方、石福金属興業の歯科インプラント事業は、1988年に「IAT インプラントシステム」として開発を開始して以来、26年間にわたり国産歯科インプラントメーカーの一角として営業を継続している。
今回、日本ピストンリングはこの事業を譲受することが、同社の医療機器分野での事業拡大および発展に寄与するものと判断し、譲受を決定した。事業譲受予定日は2014年10月31日となる。