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ルノー・日産アライアンスとダイムラー、 メキシコ新工場で協業を拡大

 ルノー・日産アライアンスとダイムラーAGは、プレミアムコンパクトカーの共同開発およびメキシコにおける共同生産において協力体制を拡大すると発表した。

ルノー・日産アライアンスとダイムラーAGは、メキシコ中北部アグアスカリエンテスの新工場の建設と運営を統括する両社の折半出資の合弁会社を設立することで合意した。新工場は、日産の既存の工場に隣接して建設する。この工場は、本格稼働時となる際には年間30万台の生産能力を有する予定。

 生産開始は2017年を予定しており、当初はインフィニティの車両を生産する予定。メルセデス・ベンツブランドの車両は2018年に生産を開始する。

 ダイムラーと日産は、アグアスカリエンテスの新工場建設に伴う総投資額約10億ユーロを折半する予定。両社は、2021年を予定している工場の本格稼働時までに、新たに約5700人の雇用(開発、技能員、サポートスタッフを含む)を創出する。また、メキシコのサプライヤーベースを拡大し、高い現地調達率を実現する。