日産自動車は、インドネシア・プルワカルタに同国第2工場を開設したと発表した。投資額は330億円。生産開始当初は、インドネシア顧客向けのダットサン車両の生産を行う予定。60000m2の敷地を持つ新工場は、車体、塗装、組立のラインを備えている。同社は、これにより、インドネシアでの現在の年間生産能力10万台から、フル生産時には25万台へと増加する。この新工場は、最大3000名の新たな雇用を創出する予定。
また、同社は、あわせて低価格グリーンカー(LCGC)プログラムの認可を取得したことも発表した。これにより、日産は、インドネシアのモータリゼーションに向けた成長のエンジンとなることが期待されているLCGCセグメントへ参入する。