トヨタ自動車は、北米の製造、販売、金融等の本社機能をテキサス州ダラス北部のプレイノに移転する。拠点を一元化することにより各機能間での連携・効率化を推し進め、北米市場における持続的成長を目指す。
具体的には、トヨタ・モーター・エンジニアリング・アンド・マニファクチャリング・ノース・アメリカ(TEMA)、米国トヨタ自動車販売(TMS)、トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMA)、トヨタ・モーター・クレジット(TMCC)がプレイノの同一敷地内に移転し、約4000名が異動対象となる。今夏より一部が異動を開始し、新社屋完成後の2016年後半から2017年初頭にかけて、大部分の従業員が異動する予定。TMCCは2017年以降の移転となる。各事業体は引き続き現在の社名および機能を維持するが、今後さらなる連携の検討を進めていく。
また、TEMAの調達部門約250名がミシガン州ヨークのトヨタ・テクニカル・センター(TTC)に、生産技術部門約300名がケンタッキー州ジョージタウンのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキーにそれぞれ異動する対象となる。