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ホンダ、インドにおける二輪車の生産能力を120万台増強決定

 ホンダのインドにおける二輪車の生産販売子会社であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI)は、インドにおける第四工場の建設を決定した。

 第四工場は、グジャラート州アーメダバード地区に建設し、2015年度下期の生産開始を予定している。コンパクトかつ環境に配慮した2本の組み立てラインを持ち、年間生産能力は120万台の規模となる。この工場では主にスクーターを生産し、およそ3000人の新たな雇用を生み出す見込み。また、取得した用地は約80万m2で、初期投資額は約110億ルピー(約189億円)。

 インドにおける二輪車市場が2012年から2013年にかけて成長がほぼ横ばいとなる中、ホンダの販売台数は27%の成長を遂げ、市場シェアにして22%を獲得した。HMSIは、今年1月に第三工場について年間60万台の能力拡大を行ったが、この第四工場の新設により、2016年には、現在の460万台と合わせて年間生産能力が580万台となる。