トヨタ自動車のインドネシアにおける車両生産会社であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア社(PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia以下、TMMIN)は、昨年取得したカラワン工場近くの工場用地に、新エンジン工場を建設することを決定した。
2016年前半より生産を開始するという。新エンジン工場の生産能力は、21万6千基/年。投資額は、約230億円を見込んでおり、新規雇用は、約400名程度を予定している。現在、TMMINスンター第1工場では、IMV(ハイラックス:ピックアップトラック3車型)用エンジンを生産し、アセアン、中南米、アフリカ等に輸出している。新工場で生産予定の乗用車エンジンについても輸出する予定となっており、インドネシアは、今後もエンジンの重要な生産・供給拠点としての機能を拡大していく。