ヤマダ電機とイグアスは、3Dプリンタ販売事業の業務提携を行うと発表した。ヤマダ電機は、スリーディー・システムズ・ジャパンの技術面等での協力のもと、8月上旬より米 3D Systems社製の3Dプリンタを店舗で販売を開始し、法人向けにも販売する。
3Dプリンタは、製造業などの一部の企業ユーザーだけが利用する機器から、一般ユーザーにも手に届く製品へと市場の広がりをみせている。また、米調査会社ウォーラーズ・アソシエイツは、2021年の世界市場規模が 12年実績比で約5倍の108億ドル(約1兆900億円)に達すると予測しており、日本国内での普及は、世界での導入に比べ遅れがちではあるものの、今後、急速に高まるといわれている。
ヤマダ電機とイグアスは、3Dプリンタ販売に関する業務提携を締結することにより、ヤマダ電機は、個人向けから企業で活用されるプロフェッショナル向けの3Dプリンタまで、幅広いラインナップを揃えた。イグアスは、3D Systems社製の販売代理店として3D プリンタをヤマダ電機に提供するとともに、グループ会社のJBサービスで保守サービスを提供する。