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日本金型工業会東部支部、第1回定時総会を開催

挨拶する加藤支部長 日本金型工業会東部支部( http://www.jdmia.or.jp/shibu/east/ )は5月24日、東京・上野公園の上野精養軒で「第1回定時総会」を開催した。同工業会が社団法人から一般社団法人に移行して初めての総会開催となった。

 冒頭、挨拶に立った加藤忠郎支部長は「部会や委員会など支部独自の地域に根差した活動は工業会の原点であり、引き続き大事にしたいと思っている。今年の3月に経済産業省の新素形材産業ビジョンが発表された。7年前に公表されたビジョンは守りの色彩が強かったが、今回の新しいビジョンは我々の環境がガラッと変わったこともあり、かなり攻めの色彩が見られる。当工業界では、このビジョンに基づき、金型産業のビジョンをこれから作成する。牧野俊清会長(日本金型工業会)は時代の変化が激しい時代のため、若手経営者の意見を考慮していく考えである。皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げる。」と挨拶述べた。

 続いて議案審議が行われ、平成24年度事業報告、決算報告、平成25年度事業計画案、収支予算案などについて審議、満場一致で可決された。事業報告では、国の補助事業「JAPANブランド育成支援事業(ブランド確立支援事業)」として、中国で開催された「asiamold2012」への出展、「ドイツ金型商談会」の開催、英語版ホームページの開設などを行ったことを報告した。事業計画案では、医療機器など注目を浴びる需要分野の開拓、新しい加工技術や新素材の情報収集と会員への周知など国内の金型産業を活性化するとともに、引き続きJAPANブランド育成支援事業を行うことで、海外もターゲットに見据えながら各事業を推進することなどを確認した。