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三菱マテツールズ、金型加工用超硬ソリッドドリルに小径サイズを追加

三菱マテリアルツールズ「MHS」 三菱マテリアルツールズは、金型加工用超硬ソリッドドリルWSTARドリルシリーズ「MHS」に小径サイズ計125型番を追加、販売を開始した。

 金型加工業界では製作納期の短縮とコストの削減のために、加工時間や熱処理工程の短縮、工程削減に取り組んでいる。同社が2008年6月に発売した「MHS」は、樹脂金型、ダイカスト金型に用いられる熱処理後のプレート(硬度35~55 HRC)への穴加工を可能とし、従来熱処理前に行っていた荒加工工程を削減できるため、リードタイムを低減できる。今回は、より幅広い加工に対応すべく小径サイズを追加した。同シリーズの主な特徴は以下の通り。


  1. プリハードン鋼、焼入れ鋼の浅穴から深穴(最大L/D=30)のノンステップ加工が可能

  2. 金型加工に特化した独特なガイドパットと高剛性形状を有し、高精度な穴加工が要求されるエジェクタピンのガイド穴などに対応可能。

  3. ドリル外径は0.95mmから12mm、それぞれの径でプレート厚みに合わせた溝長(L/D=2~30)を商品化

  4. シャンク径はドリル外径0.95mmから2.4mmが3mm、ドリル外径2.45mmから2.95mmは4mmで商品化