三菱自動車の米国における製造・販売会社ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク(MMNA)は、南カリフォルニア大学が行うスマートグリッド実証試験を支援と発表した。
この実証試験は、電気自動車の普及に必要なインフラの開発や整備を目的としており、人口5~6万人の都市での電気自動車の利用を想定し、2年間にわたり様々な状況下での使用実態を調査する。
MMNAは、このプロジェクトの試験車両として12台の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を提供するとともに、240V充電器の提供や電気自動車のリーディングメーカーとして培ってきたノウハウを提供するなど、プロジェクト全体を通して南カリフォルニア大学を支援していく。
三菱自動車は、40年以上の電気自動車の研究開発の実績があり、他社に先駆け量産型電気自動車の販売を行った自動車メーカーとして、これまで約3万台の電気自動車を国内外に供給している。
南カリフォルニア大学スマートグリッド実証試験車両