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パテント・リザルト、大学などの「材料分析:機械」技術の特許総合力ランキング発表

 パテント・リザルトは、大学・TLOを対象として「材料分析」分野の中でも「機械分析」に関連する特許に着目し、各機関の競争力に関する調査結果を発表した。集計の結果、1位 慶応義塾、2位 北陸先端科学技術大学院大学、3位 金沢大学となった。

 1993年から2012年9月末までに日本の特許庁で公開された関連特許1,883件を対象に、個別特許の注目度を指数化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量の両面から総合的に評価した。

 1位の慶応義塾は機械分析の中でも、「サンプリングや試料調整」などの技術に強みを持っている。当該分野では堀場製作所との共同出願が多く見られるという。そのほか、「粒子の特徴の調査」などに関連する技術にも強みが見られる。2位の北陸先端科学技術大学院大学は「生物学的材料の調査」や「走査型プローブ顕微鏡」などの技術に、3位の金沢大学は「走査型プローブ顕微鏡」などの技術に強みを持っているという。

「材料分析:機械」技術の特許総合力ランキング「材料分析:機械」技術の特許総合力ランキング