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トヨタ、タイでディーゼルエンジンの生産能力を増強

 トヨタ自動車のタイにおけるエンジン生産会社であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.、以下STM)は、新興国需要の高まりに対応するため、2015年より、IMV系車両搭載用ディーゼルエンジンの年間生産能力を、約29万基増強すると発表した。

これにより、STMのディーゼルエンジンの年間生産能力は、約32万基から約61万基となる。今回の能増のための投資額は約400億円、新規雇用は約450名を予定している。STM製のディーゼルエンジンは、引き続きタイ国内で生産する車両に搭載する他、グローバルな供給拠点として、新興国の車両工場に輸出することも検討している。

トヨタ自動車は「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、車両生産に伴うユニット調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、現地生産を推進していく考えである。