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パナソニック、人手で熟練作業を伝えられるパラレルリンクロボット

パナソニック「AP-3310A0001」 パナソニックは、人手で直接アーム先端部を動かして動作を記憶させる「手づたえ教示」により熟練作業の自動化を実現したパラレルリンクロボット「AP-3310A0001」の販売を開始する。

 同品は、ロボットそのものに簡単かつ安全に手づたえで教示することができる。そのため、製造現場のオペレータでも手間をかけずに、作業のコツを教示することが可能となり、作業ばらつきを抑制することができる。

 また、高度な制御技術により、6つのモータを同時にコントロールし、目的の位置や姿勢を表現している。作業空間内で、どのような作業にも対応するためには、6自由度(アームを動かすことのできる方向の数)が必要だが、このロボットは六つのモータで6自由度を表現できるため、自由な姿勢が表現でき、人作業のような複雑な姿勢にも追従する。さらに、アームやプレートなどの可動部は軽量な構造のため、高速で繊細な動作を可能にするという。