住友スリーエム( http://www.mmm.co.jp )は、7月4日から、さまざまな樹脂に添加することで軽量化、断熱化、加工性改善、収縮防止などの機能を複合的に付与できるガラス微小中空球状の高機能添加剤「3MグラスバブルズiM16K」のサンプル出荷を開始する。
同品は、ガラスの膜厚と粒径をコントロールすることで、低比重でありながら、耐圧強度113MPaを備えることで射出成型に用いることもできる。真密度は0.46g/cm3のたえ、従来品と比較して少ない添加量で高い軽量化を実現し、樹脂特性への影響も抑制できる。
各種樹脂の軽量化用途を中心に、特に無機フィラー入りのPP(ポリプロピレン)、ナイロンなどへの用途提案を進めていく。