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NSK、iPhone 4S導入で経営のスピードアップ目指す

 日本精工(NSK、 http://www.jp.nsk.com )は、日本国内の全役員、幹部社員や顧客対応のため外出が多い社員などを対象に、米アップルのiPhone 4S約1000台を導入すると発表した。今年7月を目処にKDDIより調達する。

 スマートフォンの活用により役員および幹部社員らが場所や時間の制約に縛られずにコミュニケーションを取ることで、迅速な意思決定に繋がり、経営のスピードアップを目指す。また、外出先でのメールやスケジュールの確認などがパソコンよりも容易に素早く行なえ、顧客への対応をスピードアップさせる。

 さらに、スマートフォンでメールやスケジュールの確認が容易に行えるため、パソコンの持ち出し機会が減り、情報漏えいリスクを低減する。今回採用するiPhone 4Sは、撮影やウェブサイトの閲覧などの機能を削除または制限し、さらに、セキュリティソフトを活用したリモート操作で、電話機にロックを掛けることや紛失時に住所録などの機密データを削除することなど、万全のセキュリティ対策を行なっている。