ジヤトコ( http://www.jatco.co.jp/ )は、中国の生産子会社であるジヤトコ(広州)自動変速機有限公司(以下ジヤトコ広州)内に「品質技術センター」を設立、開所式を4月13日に実施した。
2009年9月より本格稼働したジヤトコ広州では、現在のCVT生産工場に加え、今回新たに「品質技術センター」を設立。顧客品質保証機能・SQC(統計的品質管理)・開発機能・調達機能を、一つのチームとして組織することにより、市場品質課題や車両適用開発、部品国産化等にも、より迅速に対応できる体制を整える。
今回の品質技術センター設立に伴う新棟建設のための投資は約2億6千万円(約2千万元)で、品質技術センターの人員は当初40名、将来的には70名程度を予定している。
ジヤトコは1997年にベルト式CVTの生産を開始して以来、世界初の技術を商品化し、CVT市場開拓のパイオニアとして常に業界をリード。現在軽自動車から3.5リッタークラス車用までのCVTフルラインアップを揃える世界唯一のメーカー。2010年のジヤトコのグローバルCVTシェアは業界トップの約48%となっている。