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東京、埼玉、千葉の公設試験研究機関が中小企業の節電・省エネ対策を支援

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電力測定中の例 東京都立産業技術センター、埼玉県産業技術総合センター、千葉県産業支援技術研究所は今夏の深刻な電力危機への対応として、節電・省エネ対策支援を行う。

 最近の中小企業の広域化に対応するために、平成24年度は、4月から1都2県の連携事業として東京都、埼玉県、千葉県の公設試験研究機関が共同で、中小企業の工場などの節電・省エネ対策の第1歩である電力状況の「見える化」などを支援する、省エネ巡回を開始する。

 この支援策では、省エネの3要素として「電力の見える化」、「熱の見える化」、「照度等の見える化」を実施。エアコンの電力測定や個々の機器の電力および力率測定、職場環境の照度測定などを現地で無料で行い、各数値を明確にすることで、使用エネルギーの把握や無駄の確認と排除、ピーク時の生産機器の停止順序の決定などを通して中小企業の節電・省エネ対策支援を行う。

 各機関の問い合わせ先は以下の通り。
東京都立産業技術研究センター 電子半導体技術グループ TEL 03-5530-2560
埼玉県産業技術総合センター 技術革新支援室 TEL 048-265-1311
千葉県産業支援技術研究所 プロジェクト推進室 TEL 043-231-4326