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ホンダ、ハイブリッド車の世界累計販売台数が80万台突破

 ホンダのハイブリッド車の世界累計販売台数が、2011年12月末時点で80万台を超えた。1999年11月に、当時、量産ガソリン車として世界最高の低燃費35km/Lを実現した初代「インサイト」を日本で販売開始して以来、12年2ヵ月での達成となった。

 同社は、軽量・コンパクトな独創のハイブリッドシステムであるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を開発し、初代インサイト、「シビック ハイブリッド」や「アコード ハイブリッド」に搭載してきた。近年では、2009年に発売された二代目インサイトを皮切りに、3年間で合計6モデルのハイブリッド車の新モデルを投入し、ラインアップを拡充、販売を拡大させた。

 2011年には全世界合計約20万台(前年比約130%)を販売し、ここ3年間におけるハイブリッド車の販売台数は全世界合計50万台を超えた。また、日本国内では、2011年12月度の同社登録車におけるハイブリッド車比率が45%を超えたという。

 現在同社は、7モデルのハイブリッド車を約50ヵ国で販売しており、2012年春にはAcuraブランド初のハイブリッドシステム搭載モデルである「ILX」を北米で発売する予定。

 ちなみにトヨタ自動車では、昨年3月の時点でハイブリッド車の累計販売台数が300万台に達している。