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NEDO、ナノカーボンを用いた革新的材料開発を行う企業・大学の研究機関などを公募

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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、 http://www.nedo.go.jp/ )は、「ナノテク・部材イノベーションプログラム」において、ナノカーボンを用いた革新的材料開発を行う企業・大学の研究機関などを公募により実施者を決定し、研究開発を実施する。

 近年注目されているグラフェン、フラーレン、カーボンナノチューブ、ナノホーン、ナノダイヤモンド、ナノファイバーなどのナノカーボン材料は、キャリア移動度、比表面積、機械的強度、熱伝導率、許容電流密度などにおいて既存材料を大きく超える特性が見いだされており、蓄電デバイス、半導体デバイス、透明導電膜をはじめ、多彩な分野への応用が期待されている。しかし、これらのナノカーボン材料は比較的新しい材料であるために、実用化へ向けた企業単独での研究開発はリスクが高く、充分には進んでいないのが現状。そこで、NEDOでは本プログラムにより、新たな成長産業創出による国際競争力維持・強化を目的として、ナノカーボン材料を用いた部材開発を先導的に実施し、既存材料による部材を超える特性が発現することを確認する。事業期間は平成23年度~平成24年度となっている。

 公募に先立ち、1月25日にNEDO(神奈川県川崎市大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー23階)で契約に係る手続き、提出する書類等についての説明会が行われる(事前登録不要)。また、応募方法などはNEDOホームページに掲載されている。