ジェイテクト( http://www.jtekt.co.jp )は、主力事業であるステアリング、自動車の駆動ユニット、ベアリング(軸受)、工作機械の事業ブランドを一体化した「ブランド統合ロゴマーク」を制定したと発表した。
今回、同社が有する3事業ブランドの位置づけと一体感を明確にすることを目的に、軸受ブランドの「KOYO」、工作機械ブランドの「TOYODA」、ステアリング・駆動ユニットブランドの「JTEKT」の3事業ブランドを統合した「ブランド統合ロゴマーク」を制定した。
ロゴマークは、三つの異なる事業ブランドをT字のラインで区切りつつ、全体としての一体感を表現している。T字ラインはJTEKTの語源となった古代ギリシャ語で、「卓越した技術を持つ者」を意味する”Tekton”(=Technology)を表している。
同社は、2006年1月に光洋精工と豊田工機が合併し発足した。光洋精工は1921年(大正10年)の創業後、長年にわたり「KOYO」ブランドでベアリングやステアリング等を生産・販売をしてきた。豊田工機は1941年(昭和16年)にトヨタ自動車工業(現 トヨタ自動車)から分離し、工作機械を祖業として、「TOYODA」ブランドで親しまれてきた。