アイシン精機( http://www.aisin.co.jp )は、中国広東省佛山市に電子部品の生産会社「愛信精機(佛山)電子有限公司」を設立したと発表した。
アイシングループでは、1995年より中国でのエンジン部品の生産を開始して以来、駆動系部品(トランスミッション、クラッチなど)、ブレーキ部品、車体系部品(ドア部品、サンルーフなど)の生産拠点を拡充してきた。今回、中国では初となる電子部品の生産拠点を設立することで、急速に成長を続けている中国の自動車市場において、現地での生産体制強化を図る。
新会社では、主にABSやサンルーフ用のECU(電子制御ユニット)や、車高を検知するハイトセンサーやABS用車輪速センサーなどの各種センサーを生産し、中国地域のアイシングループの生産拠点や自動車メーカーへ納入する。
新会社は、資本金14.4百万米ドル(約11億円)でアイシン精機の全額出資。2015年に従業員190名、売上高約50億円を計画している。
ABS用車輪速センサー