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マツダ、NOx後処理装置を使用しないクリーンディーゼルエンジンを順次投入

SKYACTIV-D 2.2SKYACTIV-D 2.2 マツダ( http://www.mazda.co.jp )は、2012年春に発売するSUV「マツダ CX-5」から、日本市場にクリーンディーゼル車を順次投入すると発表した。

 同車に搭載される新世代2.2Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は、従来のクリーンディーゼル車の普及阻害要因であった高価なNOx後処理装置を使用せず、ポスト新長期規制に適合できる乗用車用エンジン。さらに「CX-5」では、乗用車として日本市場で初めてクリーンディーゼルエンジンとアイドリングストップシステムの組み合わせを実現し、4.0L V6ガソリンエンジン車をしのぐ最大トルク420Nmと、すべてのSUVの中でトップの低燃費18.6km/L(JC08モード/2WD/AT車)を両立する予定。

 従来のクリーンディーゼル車は、欧州などで人気がある一方で、排出ガス規制に適合するためのNOx後処理装置が高価であるなどの理由から、日本市場での普及は限定的だった。同社は今回、燃焼そのものをクリーンにすることで、高価なNOx後処理装置を不要とすることに成功。安価な軽油を使用しながら、同クラスのガソリンエンジン車の約2倍の最大トルクと、約30%の燃費改善を両立する新しいエコカーとして、クリーンディーゼル車を将来の国内商品ラインアップの重要な柱としていく予定。