新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、 http://www.nedo.go.jp )は6月24日、「先端技術の福祉応用」をテーマにした第4回福祉工学カフェを開催した。
「福祉工学カフェ」は、高齢者や障がい者と福祉用具の開発者などが一堂に会し、身近なニーズから福祉用具開発のあるべき姿まで幅広く意見交換することで、よりよい福祉用具開発につながる機会を増やす目的で開催している。
NEDOは、1993年度から福祉用具の実用化開発を支援、これまでに終了テーマ176件中90件が実用化に成功している。こうした実用化開発への取り組みを強化するため、国立障害者リハビリテーションセンター研究所とともに「福祉工学カフェ」を立ち上げ、第4回となる今回は42人が参加し、先端技術を福祉分野に応用する際の当事者関与の重要性と困難さについて活発な議論が行われた。