三菱化学( http://www.m-kagaku.co.jp )は、中国と米国においてオレフィン系熱可塑性エラストマーおよび接着性樹脂の製造設備の増強を行う。
オレフィン系熱可塑性エラストマーは、主にエアバッグカバーなどの自動車部材の原材料として使用され、接着性樹脂は、主に食品包装材の原材料として使用されるほか、自動車部材の原材料としても使用されており、いずれも北米・中国で需要が拡大している。
同社は、これらの需要増に対応すべくオレフィン系熱可塑性エラストマーおよび接着性樹脂の製造設備を増強する。投資額は約7億円。これにより、日本、欧州、北米に中国を加えた4極において、オレフィン系熱可塑性エラストマーおよび接着性樹脂の製造・販売体制を確立することができる。