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マツダ、高効率直噴1.3Lガソリンエンジンを開発

「SKYACTIV-G 1.3」エンジン「SKYACTIV-G 1.3」エンジン マツダ( http://www.mazda.co.jp )は、新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を商品化するにあたり、直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」を開発した。

 同エンジンは、レギュラーガソリンを燃料とする自動車用量産エンジンとしては史上最高クラスの圧縮比14.0を採用し、特に低回転高負荷領域での高い効率性を実現している。従来、高圧縮エンジンに不可避とされていたノッキングを防ぐため、理想的な燃焼室形状をつくるキャビティ(くぼみ)つきピストンや緻密な燃料噴射制御を行うマルチホールインジェクターなどの新技術を採用。また、クランクシャフトの細径化や新型動弁機構(ローラーフォロワー)、オイル消費量を低減しながら採用した低張力リングなどにより、機械抵抗を30%低減。

 2011年前半に発売予定の「マツダ デミオ」に搭載する同エンジンは、国産コンパクトカークラスに初めて搭載される直噴1.3Lエンジン。独自のアイドリングストップ技術やCVTと組み合わせて30km/L(10・15モード)の燃費性能を達成しているという。

 「スカイアクティブ テクノロジー」は、車両の走行性能と環境・安全性能を飛躍的に向上させるマツダの新世代のエンジン(ガソリン、ディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの技術の総称。今回、「SKYACTIV-G 1.3」では、排気系以外の「スカイアクティブ テクノロジー」のエンジン技術はすべて採用し、デミオ専用の新技術も取り入れている。