ユーシン精機( http://www.ype.co.jp )は、あらゆる業種における箱詰め製品専用のパレタイジングロボット「PAⅡ-1800」を開発、受注を開始した。価格は本体定価が、600万円で、販売目標は、年間約50台を見込んでいる。
同品は、射出成形品取出ロボットシェアトップのノウハウをパレタイジング(搬送用)ロボットにも展開、改良を積み重ねてきた実績と、ユーザビリティを極限まで追求したソフトウェアによって、あらゆる業種のパレタイジング自動化をサポートするものとして開発した。
本ロボットは、食品をはじめ、医療、印刷、工業製品等の業界を問わず、工場内で出荷前にコンベアで運ばれてきた箱詰め製品を輸送用パレットに積み上げる作業を人に代わって自動的に行うものである。
同品は大型7.5インチタッチパネルとアイコン主体の画面表示により初めての人でもすぐに操作を習得できる。また、基準ポジション1箇所と箱寸法の入力をするだけで、ロボットがパレタイズパターンを自動演算。後は自動開始アイコンをタッチすれば、すぐに自動運転が開始できる。自動運転途中で停止した場合でも復旧手順が非常に簡単。停止位置からの続行はもちろん、任意のポジションから再開することも可能となっている。