島津製作所( http://www.shimadzu.co.jp )は、100%子会社である島津理化と島津インターナショナルの営業部門を統合し、海外プロジェクト案件、海外パッケージング事業、国内外大学の新増設などに関わる分析計測関連機器の一括取扱い事業を強化する。グループ2社のパッケージングスキルを統合・強化し、グローバルマーケットに向けた新たな事業展開を図る。
島津理化は、島津創業の事業である「教育用理化学器械」を始めとした既存事業に加え、大学・高等教育機関の「移設事業」や「輸入仕入品販売」などの新規事業を展開しており、さらに「TSIP事業(=大学・学部の新設・改組に伴う備品設備一括契約対応=Total System Integrated Project)」を展開している。
島津インターナショナルには、「海外向けプラント」、「日系企業の海外進出」および「ODA案件」などのパッケージング事業を扱う営業部門がある。
この2社のパッケージングスキルを統合し、グローバルマーケットに向けた新たな事業戦略を構築し強化していく。また、事業統合により業務の効率化と収益体質の向上を図る。
統合の内容は、島津理化に島津インターナショナルの当該営業部門を吸収統合する。島津理化は国内外向けの理科教育用器具から分析関連装置・関連設備・移設までを扱う「総合理化学機器の販売およびエンジニアリング会社」となる。