日ピス、東北地方太平洋沖地震による影響で一部操業停止

　日本ピストンリング（ http://www.npr.co.jp ）は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による影響で、同社栃木工場と子会社の日ピス岩手、日ピス福島が操業を停止したと発表した。

　各事業所とも従業員の無事については確認がとれている。しかし、設備の横ズレなどが発生。3月12日16時半時点で日ピス岩手、日ピス福島においては屋内外の瓦礫の撤去などをほぼ完了させているが、停電の復旧見込みがたっておらず、建屋のほか設備の一部に損傷が見られ、引き続き被害状況の確認作業を進めている。栃木工場においては建屋に損傷もなく、電気などインフラ面でも問題がないため、設備の稼動確認などを行っている。