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ボストン・サイエンティフィック、国内最長の薬剤溶出型ステントを発売

 ボストン・サイエンティフィック ジャパン( http://www.bostonscientific.jp )は、国内で最長の薬剤溶出型ステント「タクサス リバティー ステントシステム」(38mm)の販売を開始した。

 このステントは、長い病変部用に設計され、パクリタキセルを薬剤に用いた薬剤溶出型ステント(DES)。ステントの長さが38mmと、国内で市販されているDESの中で最も長く、このステントを使うことで、複雑症例とされる長い病変でも多くのステントを使う必要がなくなり、手技もより簡素化でき、費用も減らすことができる。この新しいステントによって、長い病変を有する患者の治療に、より効果的な選択肢を提供することができる。

 長い病変に対し、ステントを重ねて留置するよりも1本で留置した場合の方が、重ね留置部位のステント破損や再狭窄率のリスクを抑えることが可能だという。同システムは、ステント厚も0.0038インチと非常に薄く、ステント自体の柔軟性も高いため、長く蛇行した血管でも通過性の高さや屈曲部位への追従性であるコンフォーマビリティーの良さが期待されている。