NTN「セルフマウント式チェーンテンショナ」 NTN( http://www.ntn.co.jp )は、エンジンカバー外側から脱着可能で、取り付け用ボルトを必要としない「セルフマウント式チェーンテンショナ」を開発した。
これまでのチェーンテンショナは、エンジンカバーの内側に取り付けられているため、取り付けるスペースが必要でメンテナンスを行うにはエンジンカバーを外すなど手間がかかっていた。同品は、製品本体の外径部に雄ねじ部を形成し、エンジン側に設けた雌ねじ穴に締め込むだけで、組付けが可能となり、エンジンへの固定に必要であったボルトも不要となった。
このため、同品を適用することで、従来品に比べ部品点数の削減·エンジンカバー内のコンパクト設計が可能となり、車両の軽量化に伴い燃費向上が図れるだけでなく、生産時やメンテナンス時の作業工数を大幅に削減できる。さらに、アルミダイカスト製ハウジングをを採用することで従来比約50%の軽量化に成功した。