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森精機、低価格のDMG製CNC5軸制御マシニングセンタの受注を開始

森精機「DMU 50 eco」 森精機製作所( http://www.moriseiki.com/japanese )は、独・ギルデマイスター(以下、DMG)社製CNC5軸制御マシニングセンタ「DMU 50 eco」の受注を開始した。

 近年、部品加工におけるさらなる低価格、高品質と短納期が求められる中、治具費や段取り時間の削減と、ワンチャッキング加工による精度の向上を含めたトータルなランニングコストの削減が重要となる。同品は、その対応の一つとして、立形マシニングセンタから5軸加工機への転換を検討している顧客に価格を抑えた入門機として提案を行う。

 立形マシニングセンタと同レベルの加工能力と機械精度を実現しており、割出し5軸加工に必要とされる機能を厳選、標準装備とすることで優れたコストパフォーマンスを実現している。

軸構成軸構成 具体的には、標準でデジタル駆動の自動傾斜回転テーブルを採用しており、B軸115[-5°/+110°]の傾斜が可能。このB軸は+110°の位置で最大20°の背面加工を可能としており、360°旋回可能なC軸との組み合わせにより、柔軟な割出し5軸加工を実現する。その他、最高回転速度8,000min-1 の主軸、工具収納本数16本の工
具マガジンや手動パルスハンドルを標準機能として装備している。

 また、さらなる高精度を求める顧客には、ダイレクトスケールフィードバック仕様や各種自動計測機能などのオプションを用意しており、各ニーズに合わせて選択できる。さらに、大きく接近性の良い正面ドアや片持ちタイプのテーブルの採用により、優れた作業性を確保しながらも省スペースを実現しており、設置スペースあたりの生産性を最大限に高める。