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NTN、転がり軸受から置き換えが可能になった静粛性動圧軸受ユニットを開発

NTN「動圧軸受ユニット」 NTN( http://www.ntn.co.jp )は静粛性に優れ、転がり軸受との互換性がある「動圧軸受ユニット」を開発した。

 同品は、動圧ベアファイトを軸受部に採用し、優れた静粛性、信頼性に加えて転がり軸受同などのトルクを維持している。また、転がり軸受と同サイズの動圧軸受ユニットで、転がり軸受からの置き換えが容易となる。

 現在、家庭用換気扇向けにサンプル提出を進めており、2011年度中の市場投入を目指すとともに、静粛性が要求される他用途への展開やシリーズ化を行っていく。

 動圧軸受は、軸と軸受が油膜を介して非接触で回転するため、静粛性に非常に優れているが、転がり軸受とは寸法や使用条件が異なることから、転がり軸受から動圧軸受への置き換えには制約があったという。

 同社では、今回開発した製品の静粛性をという特長を生かし、小型換気扇や車載用モータなど、軸受荷重が比較的小さく、荷重変動が少ない用途に転がり軸受と同寸法で互換性のある動圧軸受ユニットを開発した。