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アマダマシンツール、工作機械・切削事業強化の一環でドイツにTC

 アマダマシンツールは、欧州における工作機械・切削事業強化の一環として、新たにドイツのハーンにアマダマシンツールヨーロッパ テクニカルセンター(AMTETC)を開設。7月8日、欧州の主要顧客を招いてグランドオープンした。

 これを機に欧州向けとして開発した新製品・新技術を投入、顧客開拓に向けた新たな営業活動を展開していく。

 AMTETCは、ドイツアマダがドイツ・デュセルドルフ近郊のハーンに所有する7万2,700m2の敷地内に建設されたもので、昨年10月、欧州の工作機械・切削機械の販売会社として設立した現地法人アマダマシンツールヨーロッパ(社員数78名)の本社機能も移転した。敷地面積は1万4,250m2、延べ床面積は3,031m2で総建設費用は10億円。これにより工作機械・切削事業の欧州におけるエンジニアリング提案の拠点ができ、昨年11月に開設した板金のソリューションセンターとあわせ、欧州に金属加工機械の総合メーカーとしての拠点ができあがる。

 アマダグループでは、主力の板金商品に次ぐ柱と位置づける切削・工作機械事業の拡大に向け、新規市場の掘り起こしや流通ルートの構築に今後も注力していく。こうした体制の強化を背景に、3年後の欧州の工作機械・切削事業で現状の3倍の70億円の売上目標を目指す。