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三菱マテツールズ、高精度ドリル座ぐり用に大径サイズを追加

三菱マテリアルズツールズ「VA-PDS-CB」 三菱マテリアルツールズ株式会社( http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp )は、バイオレット高精度ドリルシリーズの「バイオレット高精度ドリル 座ぐり用 VA-PDS-CB」に42型番をサイズ追加、販売を開始する。販売目標は、初年度4,000万円。

 同シリーズは高能率、高精度座ぐり加工用の新しいドリルシリーズ。座ぐり穴の加工には一般的に2枚刃エンドミルが用いられているが、送り速度が遅い、加工した穴が大きい、工具寿命が短い、工具に切りくずが巻付くなどの問題が発生していた。  

 同シリーズは穴加工用工具のドリルをベースに開発している。昨年、ドリル径3mm~20mmのサイズで発売したところ、通常のドリルと同等の送り速度で加工が可能で、切りくずの巻付きも発生しないため、大きな反響があったという。さらに、ドリル径22mm~32mmまでの大径サイズおよび内径ボーリング加工やタップ加工に適した下穴サイズの要望があったことから、今回のシリーズ追加となった。

 「VA-PDS-CB」の主な特徴は以下のとおり。


  1. ドリルをベースに開発しているため、通常のドリルを使用する感覚で座ぐり加工が可能。

  2. 新開発の座ぐり加工用刃立てにより、高能率な加工と小さい切りくず生成を実現。

  3. 耐熱性、耐摩耗性に優れたバイオレットコーティングを適用し、長寿命を実現。