三菱マテリアルツールズ( http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp )は、三菱マテリアル( http://www.mmc.co.jp )が開発、製造する刃先交換式・深切込み加工用エンドミル「SPX形シェルタイプ」にメトリック取付け穴規格を追加、販売を開始した。
昨年7月に発売を開始した深切込み加工用エンドミル「SPX形シェルタイプ」は、切りくずの分断に優れた独特の波形切れ刃インサートや高い壁面精度を実現した3次元曲面切れ刃インサートを用途に応じて使い分けることにより、鋳鉄から鋼部品の機械加工において、高い生産性を実現する工具。
今回、シリーズ展開として、メトリック取付け穴規格を追加した。同品の特徴は以下のとおり。
- 最大切込み量58mmで極めて剛性の高い切れ刃径φ63mmとφ80mmの2種類を規格化し、重切削加工に対応。
- 先端刃インサートと、らせん状に最適に配置された側面刃インサートにより、シャンクタイプの2倍の有効刃列を有し、高い送り速度による高能率加工が可能。
- 既に販売中のインチ取付け穴規格(切れ刃径φ63mm)のメトリック穴規格を追加。
- メトリック穴規格のフェースミル用/シェルエンドミル用アーバ(FMB形、FMC形、FMH形、SM1形、SMA形)に合わせた取付け規格を採用。