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川崎重工、大型汎用ロボットを発売

川崎重工「MX700N」 川崎重工( http://www.khi.co.jp )は、大型汎用ロボット「MX700N」を国内向けに販売を開始する。

 同品は最大可搬質量が700kgで、同社の大型汎用ロボット「Mシリーズ」の中で最大機種となる。特に手首トルク(第5軸)がこのクラス最大であるため、ハンドの設計やワークの搬送姿勢の自由度が高くなり、大型重量物のハンドリングがより容易になった。

 また、最大可搬質量を700kgとしたことで、一度に複数のワークの搬送や搬送用パレットごとハンドリングすることが可能になり、生産性が向上する。

 この新機種をラインアップに加えたことで、「Mシリーズ」は床置型4種、棚置型1種、パレタイズ機1種の合計7機種となり、最近増加しつつある大型重量物の組立て、ハンドリング等のニーズに幅広く対応する。

 主な特長は以下のとおり。


  1. 第三軸に新型リンク機構を採用しカウンターウエイトのないコンパクトな腰回りを実現。


  2. 基軸モータと同じモータを使用することで5,488N・mと非常に大きな手首トルクを実現。

  3. 衝突検知機能のほか、高剛性アームには振動抑制機能を持たせ、大きなワークをスムーズにハンドリングできる。