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トヨタ、アイシン、2009年度「固体酸化物形燃料電池実証研究事業」に参画

 トヨタ自動車( http://www.toyota.co.jp )とアイシン精機は、システム供給者として、両社と大阪ガス、京セラの4社で共同開発している家庭用固体酸化物形燃料電池(家庭用SOFC)コージェネレーションシステムを、2009年度の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「固体酸化物形燃料電池実証研究事業」に参画する北海道ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスの5社に30台を提供する。設置・運転事業者である5社は、このシステムを担当地域の一般家庭に随時設置し、実用化に必要な種々のデータを取得する。

 トヨタ、アイシンの2社は、家庭用SOFCコージェネレーションシステムの共同開発を、本年3月より大阪ガス、京セラとともに行っており、今回、実用化に向けた研究・開発において貴重なデータを得られる実証研究事業に参画することで、家庭用SOFCコージェネレーションシステムの開発を一層加速し、2010年代前半の開発完了を目指す。

 2009年度「固体酸化物形燃料電池実証研究事業」提供機の概要は以下のとおり。

(1)システムを小型化し、集合住宅や都市型戸建住宅における設置性を向上:2008年度トヨタ機に比べ、容積・重量ともに約2/3に小型化

(2)セルの電極構造改良による耐久性を向上