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ミネベアほか、ギヤボックス付ハイブリッド型ステッピングモーターを発売

minebea ミネベア( http://www.minebea.co.jp )とミネベアモータは、ハイブリッド型ステッピングモーターの標準仕様品に、低振動・低騒音、高位置決め精度が特長のギヤボックス(減速機)付き「GTシリーズ」を新たにラインアップする。シリーズ第一弾として、取付け角寸法□60mmサイズ(5タイプ)を6月中旬から発売する予定。1台からの小口注文に対応する。

「GTシリーズ」は、駆動源となるハイブリッド型ステッピングモーターに、歯車の噛み合わせ部分の隙間を少なくした「低振動・低騒音」の高精度ギヤボックス(ローバックラッシタイプギアボックス)を組み合わせた。精密な位置決め精度が得られることが特長で、主な用途として、産業用機器(繊維機器、印刷機)、医療用機器、通信機器など、高いトルク特性と静粛性が同時に求められる分野への適用を見込んでいる。

 ミネベアでは、昨年12月からハイブリッド型ステッピングモーターの標準仕様品の販売を開始している。ギヤボックス付タイプについては、今回の取付け角寸法□60mmサイズ(5タイプ)の発売を皮切りに、取付け角寸法□42mm、□90mmを順次ラインアップしていく予定。ミネベアでは、同シリーズ全体で初年度は3,000台、将来的には年間30,000台以上の販売を目指す。

「GTシリーズ」の概要は以下のとおり。

サイズ:取付け角寸法 □60mm、出力シャフト径φ8mm
□42mm、□90mmも順次ラインアップ予定。

サンプル価格:1台 20,000円

主な用途 : 医療機器、繊維機械、印刷機、通信機器、ほか精密な動作が必要な分野や振動対策が必要な機器向け