ヤマハ発、ロボット技術などの特許侵害でアイエイアイを提訴

　ヤマハ発動機（ http://www.yamaha-motor.co.jp ）は、
アイエイアイ（ http://www.iai-robot.co.jp/ ）が製造、販売するロボットコントローラとリニアモータ式単軸ロボットが、同社の保有する特許権を侵害するとして、その製造、販売などの差し止めならびに損害賠償を求め、大阪地方裁判所に提訴した。

　ヤマハ発動機の主張によると、「複数ロボットの制御装置」と「リニアモータ式単軸ロボット」が特許権を侵害しているという。

　一方、アイエイアイは「当社のロボットコントローラ製品およびリニアモータ式単軸ロボット製品は、ヤマハ発動機が特許出願した日以前から既に当社独自に開発し、公然と実施して製品化してきたものであり、公知の技術を主たる要素とするものです」としており、そもそもヤマハ発動機が主張しているいずれの特許技術にも抵触していないとしている。