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経産省、環境対応車買い換え・購入補助金の申請受付を開始

 4月10日に発表された経済危機対策を受け、環境性能の良い新車の買い換え・購入を促進することで環境対策と景気対策を効果的に実現する目的から、環境対応車の買い換え・購入に対する補助制度が平成21年度補正予算案に盛り込まれていたが、5月29日に平成21年度補正予算が成立したことを受け、経済産業省( http://www.meti.go.jp )では、6月19日から補助金の申請受付を開始する。補助制度の概要は以下のとおり。

 乗用車(登録車・軽)と重量車(トラック・バス等)について、以下の対策を実施する。政府・与党が「経済危機対策」を発表した4月10日に遡及して適用される。 

(1)経年車の廃車を伴う新車購入補助:車齢の古い車を廃車し、一定の環境性能を有する新車を購入する者に対する補助

 乗用車では登録車、軽自動車について、車齢13年超車から2010年度燃費基準達成車への切り替えで、それぞれ25万円、12万5,000円を補助する。

 トラック・バスなどの重量車では、小型(GVW3.5tクラス)、中型(GVW8tクラス)、大型(GVW12tクラス)について、車齢13年超車から新長期規制適合車への切り替えで、それぞれ40万円、80万円、180万円を補助する。

(2)新車購入補助(経年車の廃車を伴わないもの):環境性能の良い新車を購入する者に対する補助

 乗用車では登録車、軽自動車について、排気ガス性能☆4かつ2010年度燃費基準+15%以上の車への切り替えで、それぞれ10万円、5万円を補助する。

 トラック・バスなどの重量車では、小型(GVW3.5tクラス)、中型(GVW8tクラス)、大型(GVW12tクラス)について、2015年度燃費基準達成車かつNOxまたはPM+10%低減車への切り替えで20万円、40万円、90万円を補助する。