自動車技術会( http://www.jsae.or.jp )は、5月20日から22日の3日間、「人とくるまのテクノロジー展2009」を開催、3日間で51,446人が来場した。
同展は自動車産業に携わる世界の人々、そして企業が最先端の技術情報について交流を図る場。自動車、部品、材料メーカーやテスティング、CAEソリューション、カーエレクトロニクス関連企業など、各社自慢の最新製品と技術が一堂に展示された。出展社数は320社(735小間)。展示会企画委員会による特別企画「最新くるまのエコ教室」をはじめ、展示会来場者が無料で聴講できるフォーラムや出展社による「新製品・新技術紹介コーナ」を「カーエレクトロニクスワークショップ」、「ドライブレコーダコーナ」などが行われた。
自動車メーカーはトヨタ、日産、ホンダなど国内メーカー10社が出展。各社とも、環境への取り組みを紹介したパネルや実車を展示して自社の技術をアピールした。部品メーカーでは、ジェイテクトが環境に配慮した製品群や次世代の燃料電池車用部品やステアバイワイヤシステム、超軽量ステアリングシステムを紹介、日本精工は機電一体コラムタイプ電動パワーステアリング(EPS)やアイドリングストップシステム用の軸受とワンウェイクラッチ、二輪車ブレーキシステム用ボールねじなど最先端の製品を紹介し、注目を集めていた。