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ジェイテクト、剛性50%以上向上のハブユニット軸受を開発

 ジェイテクト( http://www.jtekt.co.jp )は、従来品と比べ軽量化しながら強度・剛性を高めた自動車用の「高剛性ハブユニット軸受」を開発した。

 ハブユニットは、自動車の車軸に使われることから、安全を確保するために強度・剛性の向上が必要とされる一方、環境保全、省資源のため、自動車の小型・軽量化とともに搭載部品も軽量化が求められている。

 本開発品では、部品(軸、内輪、外輪、転動体)の寸法諸元を設計パラメータスタディによって見直し、適正化を図り、また、形状最適化CAE解析を形状検討に適用。タイヤから入力される荷重に対する軸受各部品の剛性寄与度を明らかにし、設計に反映させた。独自の製品設計技術により、高剛性と軽量化という相反するニーズを実現している。

 開発品の特徴は以下のとおり。

(1)従来品に対し、剛性を50%以上向上させたほか、同じく寿命を約20%以上延長した。

(2)従来品に対し約4%の軽量化を実現させた。